The Real Wedding Ceremony 2016

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20161201_Gwangju_TheRealWeddingCeremony.JPGThe Real Wedding Ceremony _VIDEO.jpgThe Real Wedding Ceremony _Actors2.jpg

 

リアルウェディングThe Real Wedding Ceremony張される『家族』について考えた作品である。 今も昔も『結婚式』という儀式(セレモニー)を通じて新しい家族が誕生する。儀式の形式は各地の伝統結婚式をはじめとし、社会と文化の変化によって新しい形式を取り入れながら変貌してきた。私は1920年代に朝鮮の済州島から日本へと渡った祖父母の家族として生まれ育ち、2003年から単身で韓国に滞在しながら様々な形態の結婚式に出席した。日本料理屋での『カモンチャンチ(家門セレモニー*済州島で結婚の前日に新郎新婦の家に親族や知人が集まり行う祝いの宴会)』、中華の宴会場で行われる在日式結婚式、韓国の伝統結婚式と日本の伝統結婚式、教会での結婚式に韓国式ウェディングホールの食券文化など、形式と料理の形態は多彩である。

私はこの多様な形式が新たな家族の誕生という同じ意味を持つということに興味を持ち、これまで経験した結婚式文化をベースに新しい儀式を作り、二度にわたるパフォーマンスとして自らの結婚式を挙げた。新郎新婦をとりまく共同体が一同に会して新しい儀式(セレモニー)を共に経験しながら家族となったのである。

18分のビデオ作品、リアルウェディングThe Real Wedding Ceremonyは各々の役割を担った結婚式の参加者たちが日韓の時空を行き来しながら、リアルと演出のはざまで互いの文化を経験し『家族』になるすがたを見せるる。2つの写真作品、 俳優たちActors #1, #2は日韓での主役と結婚式の出席者の役割を担ったすべての人がとうじょうする。主な登場人物はキロクアビ(韓国の伝統結婚式で木製の雁を持って新郎を新婦の家に引導する人)、キロクアギ(キロクアビの仕事をサポートする人の呼び名)、話し手、歌い手、楽師、新郎新婦であり、その他のすべての人々は親族と出席者の役割を担った。登場人物を注目してよく見ると、サイエソ:はざまからsweet hoursの被写体として参加した人物も出演していることがわかる。キロクアビのナレーションは以前からある結婚の儀式と金仁淑が作った儀式についての説明が続き、リアルと演出のはざまを行き交う役割を果たす。